今回はバトオペ2のカスタムパーツについて
・交換の優先順位
・効果の重複
を解説したいと思います。

R教官!バトオペのカスタムパーツですが、種類が色々ありすぎて、何を優先したらいいかわかりません!



そうだよね・・・
カスパの優先度の考え方はコストや兵科によっても変わってくるから、それについてお話しよう!
武器やガチャについてはこちらの記事も参考にしてください!




画像引用:bo2.ggame.jp 及びゲーム内キャプチャ



カスパの効果ってみんな重複するんですか?



バトオペ2のほとんどのカスタムパーツは効果が重複するよ!
ただ、複数積んでも効果がないカスパもあるんだ。基本的な知識は身につけておこう!
装備してステータスの数値上昇が見て取れるものはわかりやすいのですが、見た目には効果が現れないカスパもあります!
効果が重複するカスパ
以下は効果が重複するカスパの代表格。パラメーターの数値にも表れるので分かりやすいです。
与ダメージは様々な補正値がかけ合わさって算出されるのですが、基本的に補正が10上がれば、ダメージが10%増加するという考えになります!



そんなに上がってない感じがするんですが・・・



もちろん、相手の防御補正や、兵科の補正、様々な補正が関わってくるから単純ではないね💦
格闘強化プログラム
低コスト帯(cost500以下など)ではそこまで装甲を高めることができないため、火力カスパの優先度は高め!
高レベルMSはスロットも増えるため、Lv4以上の高レベル装甲を積む事ができます。高レベル装甲を積むとかなり差が出てくるので装甲特化といったカスタムができます。(どっちつかずはあまりおすすめしません)


格闘強化プログラムは格闘属性の主兵装、副兵装つまり近接武器(サーベル、斧、槍、拳など)の攻撃力を向上させます。格闘攻撃が強みの強襲機や汎用機につけるのがおすすめです。



火力をガンガン盛ったら強くなるってことですね!?



火力はロマンですね!!
ところが一概に「火力盛=強い」とは言えないです💦



そんなぁ!!何でですか!力こそパワー!!



火力に特化してしまうと、その分防御・硬さや機動性がおろそかになってしまうんだ・・・
敵機にたどり着く前にHPが無くなってしまったら、せっかくの火力も意味が無くなっちゃうよね💦
高コストでは火力が底上げされるので「火力特化のカスパをしていたら一瞬で溶けてしまった・・・」なんてこともあるんだよ!
格闘火力マシマシ構成は、当たれば強いけどそれまでが大変!
立ち回りがすごく難しくなります。
特に初心者さんには、堅実なカスパ構成がおすすめだよ!
射撃強化プログラム


射撃強化プログラムは射撃属性の主兵装・副兵装に効果があります。
支援機、射撃寄りのMSには優先度が高いカスパです。しかし、遠距離スロットを使用するためHPを増やす強化フレーム系カスパと競合する点に注意が必要です。



こっちもやはり火力よりも硬さを重視するべきですか?



実は射撃カスパに関しては、火力マシマシでも良い事もあるんだ(笑)



なんだってー!!



なんだってー!!



射撃を盛るような、射撃特化のMSは、そもそも積極的に前に行かないことも多い。
それに、支援機なんかは耐久特化にすると火力が出せないし、結局強襲機とタイマン状況になったらどちらにしても勝てない・・・なんてことも。
格闘火力マシマシと違って射撃火力マシマシは中~近距離から攻撃を行うから、リスクが少ない。
立ち回りに注意するのは前提だけど、火力特化も全然アリなんだね!
強化フレーム系
強化フレームは機体のHPを増加させます。壁汎用には欠かせないカスパですね。下位レベルは遠距離スロットを使用しますが、上位レベルになると中・近距離スロットも消費します。
汎用機など前線維持が大事な機体には積んで損はありません。「射撃を積むよりもHPを盛る方が良い!」という機体はたくさん居ます!


他に新型フームというカスパもあり、こちらは中距離スロットを使用するため意外と使いやすくておすすめです。
盾のないMSや、中距離スロットが少なめの強襲機など余った場合につけやすいカスパです。



HPと、装甲値はどちらを優先したら良いんでしょうか?



良い質問だね!!
耐〇〇装甲というのは、ある程度HPがあって、防御補正を40以上に盛ると恩恵が大きいんだ。
Lv4以上の耐実弾・耐ビーム・耐格闘は消費スロットも多いのでcost550以上くらいでないと無理なく積むということができない・・・
機体のLvによってもスロット数が違うから一概には言えないけど、同じ「耐久盛カスパ」でも、
・低~500以下はHPをしっかり盛る構成
・550~高コストは耐性カスパをしっかり40以上まで高めて、その上でHPも盛る
という事が多い!
シールド補強材
シールド補強材は中距離スロットを消費するカスパ。
基本的に「余ったらつける」感じのカスパなので初心者さんが優先的に交換するカスパではありません。


MSカスタム画面でシールドHPがある盾を所持しているMSにしか効果がないため、注意しましょう。(ザクⅡやヅダなどシールドっぽいものがあっても実際にはシールドが無い場合は意味がないです!)
噴射制御装置
強襲乗りならおすすめです!特にLv3は格闘強化プログラムと共存しやすい(近スロ消費が少なく効率がいい)のでおすすめ!リサイクルチケット(リサチケ)で交換する価値もあるでしょう。


スラスター量を増やすカスパです。強襲機や近接戦闘向きの機体には必須ともいえるスラスターですが、カスパで伸ばすことができるので戦闘スタイルによっては格闘強化プログラムよりも優先することがあります。
しかし、火力を落とすわけにもいかないのでバランスが難しいカスパですね。
耐〇〇装甲系カスパ
Lv1で3増加なら、3%被ダメージダウン という効果があります。






こちらはLv3以上または2+1など、高レベルor複数個装備しないと効果が感じられません。そのため、低レベルの耐性カスパは「スロットが余ったら装備する」くらいでOK!
耐格格闘装甲・・・
サーベル等の格闘ダメージを軽減します。
耐格は中・近スロを多く消費します。中距離スロット8消費のLv3は汎用性が高く低コストではけっこうおすすめ。
やはりバズーカ>格闘>格闘 というコンボが圧倒的に多いこのゲーム。格闘耐性を付けておくと安心感があります。
耐ビーム装甲 / 耐実弾装甲・・・
耐ビー耐弾は消費スロットが似通っていて、中・遠スロットを多く消費します。
コスト400以上はビーム兵装がかなり増えるのでビーム優先でそろえるのがおすすめです!



耐ビームと、耐実弾はどちらを優先すべきでしょうか?



良い質問ですね!
個人的には 耐格闘 or 耐ビー > 耐弾 の順で優先度を決めて良いと思います!



なぜ実弾よりビームが優先なのでしょうか?



低コストでは実弾武装が多く、高コストではビーム兵装が多い傾向にあります。
でも、低~中コストでは、耐性+HPを盛れない事が多いんですよね。
600以上の高コストでは、「まず耐格闘・耐ビームを両方40以上にする」そこから、MSに合うカスパを積む・・・という構成も多くなるんだ!
高コストでは耐ビーLv4~5より優先して耐実弾Lv4~5を積むことがほとんど無いと思います!
だから、耐性カスパは格闘・ビーム > 実弾 の優先度で入手して良いと思うよ!
クイックローダー / 補助ジェネレーター
クイックローダー(クイロ) / 補助ジェネレーター(補助ジェネ)これらは火力ではなく、「使い勝手」を上昇させるためのカスパで、個人的にはよく利用するのですが初心者さんが限られたDP・リサチケで交換するほど優先度は高くないと思います。
クイックローダー・・・


実弾武器のリロードを速くするカスパです。
しかし、ビームでもEパック方式(残弾数の概念がある)BRにもクイックローダーが適用されます!
補助ジェネレーター・・・


ビーム兵器のOH回復を速くするカスパです。
Eパックには該当せず、「ヒート率」表記のあるビームがオバヒした時に恩恵のあるカスパと考えておきましょう。
高精度集束リング・・・


集束ありのビーム兵器の収束速度を速くするカスパです。
このカスパは集束なしのBR(アクトBR、ガルバルディBRなど)には効果が無いので注意しましょう。
効果が分かりづらいカスパ
バトオペ2には数値に現れないカスパがけっこうあります。
中には便利なカスパもあるのですが、初心者さんが限られたDP・リサチケで交換するほど優先度は高くないかもしれません。
スラスター回復系
スラスターの量を増やす噴射制御装置がありますが、この冷却系カスパはちょっとややこしいです。
強制冷却システム・・・


強制冷却はスラスターがOHしてからスラスターが回復するまでの回復時間を短縮してくれるカスパです。
「地上適正」があるMSは元々OH回復が早いため、地上適正のMSに積む事でさらに恩恵が得られます。(平たく言うと緊急回避の機会がかなり増える)
アップデートで、強制冷却装置にもスラスターの回復速度上昇効果が付与されました!
冷却システム・・・


スラスターはスラ移動をしていない間、ゆっくりと回復します。この回復速度を上昇するカスパです。
元のスラスター残量が多く、スラスター管理がしっかりできていれば価値はあるかもしれませんが、そもそもスラスターはOH回復速度のほうが早く、最初はタックルや緊急回避でOHする機会の方が多いと言えます。
アップデートで「スラスター量の上昇」「OH回復速度の上昇」効果も付与されました!
フィールドモーター


フィールドモーターは旋回速度を上昇させるカスパで、複数積むことによって効果が重複します。
試しにフィールドモーターをガン積みしてみましょう。酔います。
スロットが特徴的で、1~2は遠距離、3は近距離を多く消費します。
宇宙では特に「フィルモ積み」を提唱する人も多く、実際機動性は高くなりますが個人の反射速度やエイム力にも直結するのでまずは試してみましょう。
高性能走行制御機構


歩行スピードが上昇するカスパです。初心者さんの優先度は低めで良いと思います。
トッププレイヤーでも愛用者がおり、個人的な評価は高いです!高次元の戦いでは「少しでも機動力のあるMSが先手を掴める」チャンスがあると言えるでしょう。
元々歩行スピードが高いMSにつけるとカサカサ感がアップして被弾率を下げる事ができます!
AD-ASL


これは、マシンガンなどでもASL領域が有るものと無いものがあるため、効果があるかどうかはしっかり見極めましょう。
敵機から少し照準をずらしても、勝手に補正して当ててくれる機能で、その有効領域を広げてくれるカスパです。
最初は火力等の方が優先と言う考えで良いと思います。
ジオングに積んだ例です。


外側の白い円がASL領域です。












効果が重複しない 脚部・頭部・背部 特殊装甲系カスパ
効果が重複しないカスパの代表格がこの特殊装甲系のカスパです。




正直、脚部以外はそれほど優先度が高くなく、他のカスパを優先した方が良いと思います。頭部や脚部、宇宙における背部には仮想のHPが存在します。
この考え方がちょっと分かりづらいのですが、両方に別々のHPが存在するわけではありません。HPが10000なら脚部に6000のHPが設定されています。
脚部に2000のダメージを受けた場合、本体HP8000、脚部4000になるイメージですね。あくまで全体のHPは同一で、脚部にダメージを受けた場合のみ、脚部に設定されたダメージも減るという仕組みです。
カスパによって通常60%の脚部HPの割合を増やしていけるというわけです。そのため、5%しか増やせない脚部Lv1はあまり意味がないと考える人も多いです。
おすすめのカスパ
最後におすすめのカスパ例や構成の考え方をご紹介していきたいと思います。
最初の頃はスロットを埋めるのも大変なのであるものを積む感じになりますが、上位Lvも揃ってきたらマップやスタイルによってカスパ構成を考えるのも楽しいものです。
おすすめでないカスパ構成
そのまえにおすすめでないカスパ構成について。これはズバリ「どっちつかずなカスパ構成」です。
火力をちょっと上げて、HPや各装甲もちょっと上げて・・・という低レベルカスパをたくさん積むのは恩恵が感じづらいです。
カスパの上限個数は決まっているので、ある程度特化する考え方の方が良いでしょう。
火力に特化する!
〇〇装甲とHPに特化する!
などですね。
汎用機向けカスパ構成
汎用機は前線でラインを築く重要な役割を持っています。近・中スロットが充実していることが多いため、自ずと格闘火力や耐格を上げることが多くなります。
例えばガンダムなら、前線で少しでも延命する為に壁カスパ。


しかし、スーパーナパームBRを装備するガンダムなら火力に特化するのもアリです。


他にも、イフリートLv4などは強化施設でスロットを増やせばこんなカスパも可能。めっちゃ固いです!!!


高機動型ザクなどミサラン回転を上げるにはこんなカスパがあります。


このように、カスタムパーツは得意分野を伸ばす特化型カスパの方がおすすめです。
強襲機向けカスパ構成
強襲は基本的に火力を伸ばしますが、スラスターの方を重視するケースもあります。
MSの性質によって脚部の有無は考えましょう。
例えばステルス機で”見つかったら終わり”なピクシーはスラ盛りがオススメとされています。(基本火力が高いのもある)


EXAMで脚部ダメージが回復し、EXAM使い切って落ちるまでがお仕事のBD2などは脚部を積まないカスパが勧められています。


基本のHPが多めで中距離からもダメージを出していけるG-3や、疑似ステルスを利用して切りこんでいくイフDS、脚部への当たり判定が大きいドム・ゲルググ系の強襲は脚部必須と言えるかもしれません。




と言いつつ最近楽しかったカスパはドワッジの脚部なしカスパですね(笑)
支援機向けカスパ構成
支援機も基本は射撃強化プログラムを盛るのがおすすめですが、特徴的な機体では変えることもあります。
ビーム兵器が主体の高コスト支援機には「補助ジェネレーター」を積むこともあります。
高コストと低コストで違う、カスパの傾向
さて、”長所を伸ばす”として紹介してきたカスパ例ですが、高コストがどんどん追加されて高コスのカスパ傾向が変わってきたと思います。
1.500~など高コス戦闘が増えてきた
2.高コスはスロットが多い
3.高コスは上位LVのカスパが積める
これらの変化から・・・
「高コストは耐久カスパが重要」となっているのが現状と言えます。
目安としては、
~450まで 耐久もありだが火力を伸ばすのもあり
500~ 耐久ガッチガチで余ったところに火力
となっています。
※さらに宇宙高コストでは旋回や足回りにカスパを回す猛者も多いです。
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